工場で会社紹介・採用動画を撮影するときの準備と注意点|映せないもの・稼働時間・ドローン撮影【製造業向け】
2026.09.27- 豆知識
工場で会社紹介動画や採用動画を撮影するとき、オフィスと同じ感覚で進めると失敗しがちです。たとえば当日に「ここは映せません」と言われることがあります。また「この時間はラインが止まっています」となり、撮りたい画が撮れないこともあります。
そこでこの記事では、工場撮影で事前に決めておくことを3つにまとめました。書いているのは、東海エリアのメーカーで撮影をしてきた名古屋の動画制作会社リソロです。人事・広報のご担当者が、社内調整の前に読むことを想定しています。
工場撮影がオフィスの撮影と違う3つのこと
- 映せないものが多い:たとえば取引先の製品や図面は、社外に出せません。
- ラインは止められない:撮りたいのは稼働中の現場です。しかし撮影のために生産は止められません。
- 伝えたいことが多い:敷地の規模感と、社員の手元や表情の両方を見せる必要があります。
そのため、次の3つを事前に決めておきます。まず映せないものの洗い出しです。次に、稼働時間に合わせた香盤(撮影スケジュール)です。最後に、ドローンと地上の画の組み合わせです。つまり準備が整えば、当日の撮り直しや公開前の差し替えがぐっと減ります。
① 工場撮影の前に、映せないものを洗い出す
工場撮影で特に多いのは、編集後に映り込みが見つかるトラブルです。その場合、差し替えや再撮影が必要になります。そこで撮影の前に、次のものを現場の方と確認します。
- 取引先の製品・部品、取引先名が分かるラベルや箱
- 図面、工程表、ホワイトボード、掲示物
- 設備の操作画面やモニターの数値
- 独自に工夫した治具や設備
- 顔を出したくない社員の方
ただし、映せないものが多くても動画は作れます。たとえば手元の作業、工程の流れ、社員の表情や言葉を中心に組み立てます。そうすれば、製品を映さなくても技術力は伝わります。さらに、手元のアップや背景をぼかした画を多めに撮っておきます。すると、編集で映り込みを避けやすくなります。
なお、確認の窓口が人事の方だけだと、現場の判断が分からないことがあります。そのため下見には、各現場の責任者にも同席していただくのがおすすめです。
② 工場の稼働時間に合わせて撮影の「香盤」を組む
香盤(こうばん)とは、映像の現場で使う撮影スケジュール表です。つまり「何時に・どこで・誰を・何を撮るか」をまとめたものです。工場撮影では、この香盤を稼働時間から逆算して組みます。
- 稼働中の画:まず、生産の邪魔にならない位置と時間を現場と決めます。
- 止まっているときの画:次に、全景や無人の通路を、始業前や休憩に回します。
- 社員インタビュー:最後に、持ち場を離れても困らない時間に一人ずつ呼びます。
また香盤があると、現場の方にも撮影の予定が事前に伝わります。したがって現場の負担が読みやすくなり、協力も得やすくなります。
③ 工場撮影はドローンと地上の画を組み合わせる
工場の動画では、2種類の画を組み合わせると効果的です。まずドローンの空撮で「規模感」を見せます。一方で地上のカメラで「人と技術」を見せます。
- 空撮:敷地全体や建屋の並びから、会社の規模や立地が伝わります。
- 地上:手元や表情から、求職者が働く自分を想像できます。
たとえば、空撮から地上の手元へつなぐ流れにします。すると「大きな会社で、一人ひとりが技術を持って働いている」ことが伝わります。逆に片方だけだと、規模か人のどちらかが見えない動画になりがちです。
ただし、屋外のドローン撮影には注意が必要です。場所や飛ばし方によっては、国への許可・承認申請が必要になります(詳しくは国土交通省「無人航空機(ドローン等)の飛行ルール」)。特に空港の近くや人口が集中している地区は、確認が欠かせません。さらに、敷地の管理者や近隣への配慮も必要です。なお申請には日数がかかるため、早めにご相談ください。
工場撮影の前に決めておくことチェックリスト
| 決めること | 主に確認する人 |
|---|---|
| 映せないもの(製品・図面・画面・人) | 各現場の責任者・広報 |
| 立ち入り範囲と保護具(ヘルメット・安全靴など) | 安全管理の担当者 |
| 稼働時間・休憩・段取り替えの時間 | 製造部門 |
| インタビューに出る社員と呼ぶ時間 | 人事・各部署の上長 |
| ドローンを飛ばすか・飛ばす範囲 | 総務・施設管理 |
| 公開前に映り込みを確認する人 | 広報・現場責任者 |
よくある質問
撮影のために生産を止める必要はありますか?
基本的に止める必要はありません。まず稼働時間に合わせて香盤を組みます。そのうえで、稼働中の画と休憩中の画を分けて撮ります。
取引先の製品が多く、ほとんど映せません。動画は作れますか?
作れます。たとえば手元の作業や社員の言葉を中心に構成します。そうすれば、製品を映さなくても技術力は伝わります。
ドローン撮影は必ず必要ですか?
必須ではありません。ただし、敷地の規模感を伝えたい場合には効果的です。また場所によっては許可申請が必要なので、早めにご相談ください。
撮影前の下見はしてもらえますか?
はい。映せないものや動線を確認するため、下見(ロケハン)をおすすめしています。
まとめ
つまり工場撮影は、3つを先に決めることが大切です。それは「映せないもの」「稼働時間」「規模と人の見せ方」です。そうすれば、現場の負担を抑えながら伝わる動画が撮れます。
なお、費用の目安は「名古屋で採用動画を制作するなら|費用相場・会社選びのポイント」で解説しています。また、これまでの制作例は制作実績でご覧いただけます。
工場撮影をご検討中の方は、お問い合わせからお気軽にご相談ください。下見の段階からお手伝いします。
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リソロは、テレビ番組の制作陣がメーカー・工場の現場を撮る採用動画の制作会社です。「応募が集まらない」「内定辞退が多い」など、採用の課題から逆算して動画を設計します。
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株式会社Resolo(リソロ)は、企業動画・採用動画・PR動画を制作する名古屋の動画制作会社です。企画から撮影・編集まで一貫対応。代表は2014年から600件超の映像制作を手がけています。
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