企業VPは「何を撮るか」より「何を捨てるか」で決まる|制作現場から見えた失敗しない考え方

  • 映像
企業VPで失敗しないための考え方|制作現場からのアドバイス

企業VPを制作する際、
「何を撮ればいいですか?」
「どんな構成が正解ですか?」
と聞かれることは多いです。

ただ、制作現場で数多くの企業VPを見てきた立場から言うと、
**企業VPの成否を分けるのは“何を撮るか”より“何を捨てるか”**です。

これは、テクニックの話ではなく、設計の話です。


企業VP制作でよくある失敗|情報を詰め込みすぎてしまう

企業VP制作の初期打ち合わせで、よく出てくる要望があります。

  • 事業内容を全部入れたい

  • 強みや実績を漏れなく伝えたい

  • 社長の話はなるべく削りたくない

  • 沿革や想いも外せない

どれも間違いではありません。
しかし、これらをすべて入れた企業VPは、結果的に印象に残らない動画になりがちです。

制作現場では、これを
「全部盛り企業VP」
と呼ぶこともあります。


企業VPは説明動画ではない|役割を誤解すると失敗する

企業VPは、
会社を「すべて説明するための動画」ではありません。

説明は、

  • Webサイト

  • 営業資料

  • 採用資料

など、他の手段で補えます。

一方、企業VPが本当に得意なのは、

  • 企業の空気感

  • 働く人の表情

  • 価値観や温度感

といった、文章では伝えにくい要素を直感的に伝えることです。

ここを理解せずに作ると、
「情報は多いけど、何も残らない企業VP」
になってしまいます。


良い企業VPほど「語らない」|現場で感じる共通点

制作現場で「うまくいった」と感じる企業VPには、
ある共通点があります。

それは、
あえて語っていない情報が多いことです。

  • 細かい事業説明はしていない

  • 数字や実績は最低限

  • すべてを理解させようとしていない

その代わりに、

名古屋の動画制作会社 株式会社リソロ

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  • どんな人が働いているのか

  • どんな雰囲気の会社なのか

  • 何を大切にしている企業なのか

ここだけは、ブレずに伝えています。

結果として、
「詳しくは分からないけど、気になる」
「この会社、なんか良さそう」
という反応が生まれやすくなります。


「削る」は妥協ではない|企業VP制作における設計の話

「削る」というと、
クオリティを下げる、情報を減らす、
という印象を持たれがちです。

しかし実際は、
削ることこそが、企業VP設計の核心です。

  • この企業VPの目的は何か

  • 誰に向けて作るのか

  • 見た人にどう感じてほしいのか

この3点が明確になるほど、
「これは今回は入れない」
「これは別のコンテンツで伝える」
という判断ができるようになります。

この判断ができるかどうかで、
企業VPの完成度は大きく変わります。


企業VPがうまくいく会社の特徴|制作現場から見た違い

制作をしていて感じるのは、
企業VPがうまくいく会社ほど、

  • すべてを1本で伝えようとしない

  • 制作会社に任せる範囲を決めている

  • 目的から逆算して判断している

という共通点があります。

逆に、
「とりあえず入れて、あとで削ろう」
という進め方をすると、
編集段階で迷いが生まれ、動画がぼやけてしまいます。


実際の映像を見ると、違いはもっと分かりやすい

ここまで、

  • なぜ今「動画」が重要なのか

  • 机上の理論ではなく、現場で本当に使われる設計とは何か

についてお話ししてきました。

とはいえ、
動画の良し悪しは、文章だけではなかなか伝わりません。

特に現場では、

  • 画がきれいなだけで終わっていないか

  • 「伝えたいこと」と「伝わること」がズレていないか

  • 実際の運用(Web/SNS/広告)を想定した作りになっているか

こうした点が、成果を大きく左右します。

そこで参考として、
私たちが実際に制作した映像の一部をご紹介します。

派手な演出や過剰な演技ではなく、
「どう使われるか」「どう見られるか」を前提に設計した映像です。

このあとご紹介する映像が、
「自社で動画を作るなら、どこを意識すべきか」を考える
ひとつの判断材料になれば幸いです。

三話シヤッター様 会社紹介動画


まとめ|企業VPは引き算で強くなる

企業VPは、
何を撮ったかではなく、
何を捨てたかで印象が決まります。

すべてを語らなくてもいい。
むしろ、語りすぎないほうが伝わることも多い。

企業VP制作を検討する際は、
「何を入れるか」だけでなく、
「今回は何を捨てるか」
という視点を持ってみてください。

その引き算ができたとき、
企業VPは単なる映像ではなく、
企業の価値を伝える強いコミュニケーションツールになります。

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