「美しさと伝わる力の両立」効果的な動画作りの5つのポイント

  • 動画効果

「おしゃれな動画」が必ずしも効果的とは限らない理由

「かっこいい動画を作りたい」 「おしゃれで洗練された映像にしてほしい」 「とにかく美しい動画を作ってください」

動画制作を外注される企業の人事担当者や発注担当者から、このようなご要望をよくいただきます。確かに、視覚的に美しい動画は魅力的です。しかし、美しさだけを追求した結果、肝心のメッセージが伝わらず、期待した効果が得られないケースも少なくありません。

逆に、「とにかく情報を詰め込んだ」「言いたいことを全部入れた」という動画も、視聴者が最後まで見てくれず、結果的に伝わらないという問題があります。

本記事では、最近のトレンドである「美しさと伝わる力の両立」をテーマに、本当に効果的な動画を作るためのポイントを、具体的な事例と共に解説します。


美しさだけの動画が失敗する3つのパターン

パターン① ビジュアル優先で、メッセージが不明確

失敗例:ある企業の採用動画

  • スタイリッシュな映像
  • かっこいいBGM
  • センスの良い編集

しかし…

  • 「結局どんな仕事をするのか分からない」
  • 「企業の特徴が伝わらない」
  • 「おしゃれだけど、応募したいとは思わない」

という視聴者の声。見た目は美しいが、採用という目的を果たせませんでした。

参考動画:ビジュアル重視すぎる動画の例

過度に演出された採用動画(反面教師)

結局メッセージは何なのか?堅苦しいイメージを払拭したポップな仕上がりを目指したかもしれませんが、過度な演出を施すことで、伝えたいメッセージが置き去りになっている印象です。

パターン② アート性が高すぎて、視聴者がついていけない

抽象的な映像表現や芸術的な演出は、ブランディング動画では有効な場合もありますが、採用や商品PRでは逆効果になることがあります。

問題点

  • 視聴者が「これは何の動画?」と混乱
  • メッセージの解釈が人によって異なる
  • 行動(応募、購入、問い合わせ)につながらない
パターン③ デザイン優先で、情報が不足

見た目の美しさを優先した結果、必要な情報が不足しているケースです。

よくある問題

  • テロップが少なく、何の説明か分からない
  • 具体的な数字や事実が欠落
  • 視聴者が知りたい情報が含まれていない

名古屋の企業の失敗例

美しい商品PR動画を制作したが、価格、購入方法、問い合わせ先が一切なく、「気になったけど、どうすればいいか分からなかった」という声が多数。機会損失となってしまいました。


伝わる力だけの動画が物足りない理由

一方で、「伝わる力」だけを重視した動画にも問題があります。

情報過多で視聴者が疲れる

失敗例:情報を詰め込みすぎた動画

  • 10分間びっしり情報を詰め込んだ会社紹介動画
  • テロップだらけで画面が見にくい
  • ナレーションが早口で聞き取りにくい

結果:

  • 視聴完了率:12%(ほとんどが途中離脱)
  • 「情報が多すぎて、結局何も覚えていない」
見た目の印象が悪く、企業イメージを損なう

美しさを無視した動画は、企業のブランドイメージにも悪影響を及ぼします。

問題点

  • 「この会社、大丈夫?」という不安を与える
  • 競合他社と比較されたときに劣って見える
  • 採用動画なら「この会社で働きたくない」と思われる可能性

美しさと伝わる力を両立させる5つのポイント

ポイント① シンプルさの中に美しさを見出す

2026年のトレンドは「ミニマリズム×機能美」です。

具体的な方法

  • 余白を活かしたレイアウト
  • 情報を詰め込まず、重要なポイントだけを厳選
  • 1シーン1メッセージの原則
  • クリーンで読みやすいフォント選び

名古屋のIT企業の成功例

採用動画で実践:

  • 背景はシンプルな白
  • 社員の表情にフォーカス
  • テロップは最小限、大きく読みやすく

結果:

  • 視聴完了率:78%
  • 「分かりやすくて、印象的だった」という応募者の声

参考動画:シンプルで美しい動画の好例

ラディックス株式会社|採用動画

余白を活かし、シンプルながら美しく、メッセージが明確です。

ポイント② ストーリーで感情を動かしながら、事実も伝える

美しい映像にストーリー性を持たせ、その中で必要な情報も自然に伝えます。

構成例:採用動画の場合

【オープニング】美しい映像で興味を引く(15秒)
 ↓
【ストーリー導入】社員の語り「入社前は不安だった」(30秒)
 ↓
【事実の提示】研修制度の具体的な内容(テロップで補足)(45秒)
 ↓
【ストーリー展開】「今では新しいプロジェクトを任されている」(30秒)
 ↓
【クロージング】美しい映像+応募への行動喚起(30秒)

感情に訴えながら、必要な情報(研修制度)もしっかり伝える構成です。

ポイント③ カラーグレーディングで統一感と高級感を

映像の色調整(カラーグレーディング)は、美しさと伝わりやすさの両方に影響します。

効果的なカラーグレーディング

  • 企業のブランドカラーを反映
  • 統一感のある色調で高級感を演出
  • 見やすさを損なわない明度・彩度

悪い例

  • 色がバラバラで統一感がない
  • 暗すぎて何が映っているか分からない
  • 彩度が高すぎて目が疲れる

名古屋の製造業の成功例

企業のブランドカラー(青)を基調とした動画制作:

  • 全体を落ち着いた青系で統一
  • 重要な情報は明るいアクセントカラー

結果:

  • 「高級感がある」「信頼できそう」という印象
  • 問い合わせ数が前年比35%増
ポイント④ 適切なペース配分で飽きさせない

美しい映像も、テンポが悪ければ視聴者は離脱します。

効果的なペース配分

  • 冒頭15秒で興味を引く(重要!)
  • 30秒〜1分ごとにシーンを切り替える
  • 単調にならないよう、アングルや構図を変化させる
  • BGMのテンポと映像のリズムを合わせる

避けるべきパターン

  • 同じアングルが延々と続く
  • 情報量が一定で、メリハリがない
  • テンポが遅すぎて退屈
ポイント⑤ テロップは「補足」として美しくデザイン

テロップは情報伝達に重要ですが、美しさを損なわないデザインが必要です。

効果的なテロップ活用

  • ナレーションの補足として使う(全文字起こしはしない)
  • 読みやすいフォントサイズと配置
  • 動画の世界観を壊さないデザイン
  • アニメーションで自然に登場・退場

名古屋の企業の改善例

改善前:

  • 画面いっぱいにテロップ
  • フォントサイズがバラバラ
  • 色使いが派手

改善後:

  • シンプルな白文字に黒の縁取り
  • 画面下部に統一して配置
  • 必要最小限の情報のみ

結果:視聴完了率が42%→71%に向上


業界別:両立を実現した成功事例

事例① IT業界:採用動画

名古屋のIT企業A社

目的 エンジニア採用強化(月間応募数を10件→25件に)

制作内容

  • シンプルで洗練されたオフィス映像
  • 実際のコーディング風景を美しく撮影
  • エンジニアの声で技術環境を具体的に説明
  • テロップで技術スタックを明示

美しさのポイント

  • 自然光を活かした撮影
  • カラーグレーディングで統一感
  • 余白を活かしたテロップデザイン

伝わる力のポイント

  • 使用技術を具体的に列挙
  • 成長機会を数字で示す
  • 応募方法を明確に表示

結果

  • 応募数:月28件(目標達成)
  • 視聴完了率:82%
  • 「技術環境が分かり、美しい動画だった」という声

制作費:55万円

事例② 製造業:会社紹介動画

名古屋の製造業B社

目的 企業の信頼性と技術力をアピール

制作内容

  • 職人の手元を美しいスローモーション撮影
  • 技術力を示す具体的な数値(精度、実績)
  • 創業からの歴史をシンプルに表現

美しさのポイント

  • プロの照明で質感を表現
  • ドローン撮影で工場全景を美しく
  • 統一されたトーン&マナー

伝わる力のポイント

  • 技術の精度を数値で明示
  • 取引先企業名を表示(信頼性)
  • 製品の用途を具体的に説明

結果

  • 展示会での引き合いが前年比200%増
  • 「技術力の高さと、美しい映像が印象的」

制作費:72万円

事例③ サービス業:商品PR動画

名古屋のサービス業C社

目的 新サービスの認知拡大とSNS拡散

制作内容

  • 1分のショート動画
  • サービス利用シーンを美しく撮影
  • 時短効果を具体的な数字で表示

美しさのポイント

  • Instagram映えする色調
  • テンポの良い編集
  • センスの良いBGM

伝わる力のポイント

  • 「10分が3分に」など具体的な効果
  • 料金プランを明示
  • QRコードで申込みへ誘導

結果

  • Instagram再生回数:15万回
  • 申込み数:前月比320%増
  • 保存数が平均の12倍

制作費:38万円


まとめ:本当に効果的な動画とは

「美しさ」と「伝わる力」は、対立するものではありません。むしろ、両立させることで、初めて本当に効果的な動画が完成します。

美しさだけの動画の問題

  • 見た目は良いが、メッセージが不明確
  • アート性が高すぎて、行動につながらない
  • 必要な情報が不足している

伝わる力だけの動画の問題

  • 情報過多で視聴者が疲れる
  • 見た目の印象が悪く、企業イメージを損なう
  • 競合と比較されたときに劣って見える

両立を実現する5つのポイント

  1. シンプルさの中に美しさを見出す
  2. ストーリーで感情を動かしながら、事実も伝える
  3. カラーグレーディングで統一感と高級感を
  4. 適切なペース配分で飽きさせない
  5. テロップは「補足」として美しくデザイン

名古屋で動画制作を依頼する際のポイント

制作会社との初回相談で、「美しさと伝わる力の両立」を明確に伝えましょう。経験豊富なディレクターなら、ビジュアルデザインと情報設計の両方を理解し、目的を達成する動画を提案してくれます。

単に「おしゃれな動画」や「情報を詰め込んだ動画」ではなく、「美しく、伝わり、成果が出る動画」を作ることが、2025年の動画制作のスタンダードです。


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